CBN株式会社

会員制度

  • 会員情報のみ無料

    サービス内容

    建設会社紹介

    価格

    無料

  • 入札プラン

    サービス内容

    建設会社数社紹介
    概算算出

    価格

    建設価格×0.5%

  • CMフルプラン

    サービス内容

    CM業務提供

    価格

    建設価格×2-3%

CMシステムについて

従来の建築システム

建築主が建築請負会社に一切を任せてしまうため、実際に現場で行われている作業の詳細を把握できません。
建設会社の選択、見積書の要求から査定まで、目を通しても、専門用語が多いため、どうしても表紙の合計金額だけで業者選択してしまいます。
発注者としての想いと、請け負う会社の想いがずれることが多々あり、終わってみれば、予算を大幅に超えることもよくあります。

CMシステム(CMrの採用)

コンストラクション・マネジメント(CM)とは、アメリカで生まれた、建築生産システムのひとつです。
CMは、アメリカが図面に記載がないものや見積にないものは一切施工しない「契約社会」・「訴訟社会」であることを大前提としているからこそ出来るシステムでありますが、具体的には建築主がコストダウンを図る為に、各専門工事会社やメーカーと、直接個別契約を結ぶ(いわゆる分離発注)方式のことです。
かつての日本では、建設会社や設計事務所が、多少の図面記載不備や見積落ち、ヒアリング漏れがあっても、建設会社が吸収してくれましたが、最近では欧米並みの契約社会になっており、発注者責任が重くのしかかるようになりました。
そこで、CMを行うコンストラクション・マネジャー(CMr)が、発注者の建築プロジェクトに関してのアドバイザーとなり、リスクを減らす役割を補います。まずは、CMrがどんな建物を建てたいのかをヒアリングし、大雑把な図面と概算を出します。
この時点で、予算とし離れていないかチェックします。その作業が終わると、実際の設計者を選びます。
その後に、設計者との間に入り、予算・品質要求・用途等発注者の意向を専門的な立場で設計者に伝えます。
プランが決まれば、複数の建設会社からの価格比較や見積査定をわかりやすく行い、どの会社に任せることが最適なのかをアドバイスします。工事が始まると進捗状況をチェックするので、発注者の不安を補ってくれます。

CMシステム導入フロー

01.建設会社紹介

01.建設会社紹介

まずはCMrにプロジェクトに必要な書類を見てもらいましょう。 具体的には、土地建物謄本、収支計画、計画案等があればよいと思います。 もちろん、守秘義務誓約書は忘れずに。 相談時点で、思いをすべて話してください。
建設会社、設計事務所の指名があれば、早めに言っておいたほうがいいです。

02.プロジェクト内容のプレゼンテーション

02.プロジェクト内容のプレゼンテーション

ヒアリング内容で、適切だと思われるシステムを提案してもらいましょう。 その際に、簡単な図面、コストや工期に関しても提案してもらってください。 このときのポイントとして、設計者と施工会社を分けるかどうかを判断してもらってください。 建物用途によって、長所・短所があります。

03.設計者の選定から設計作業

03.設計者の選定から設計作業

思いや用途によって経験が多いことや美的感覚の優れた設計事務所を選抜します。 組織設計、アトリエ系設計事務所、個人設計事務所、ゼネコン設計部の得意分野を最大限に引き出せる設計事務所を選びます。
次は、設計作業です。 専門用語、計画の方法、法律、構造体、機械・電気・給排水衛生などの機械設備等、多くの専門的な内容を絡ませた設計図を作っていきます。できた設計図のチェックは、素人ではなかなか難しいです。
しかし、承認をしなければ前に進みません。 承認前にCMrに相談しましょう。

04.建設システムの選定

04.建設システムの選定

建築設備一式請負にするのか、コストオン形式にするのか、あるいは完全分離発注にするのかをご提案させて頂き、最適な方法で建設を進めていきます。
※コストオンとは、分離発注形式ですが、請負額が大きい方に一括で発注する形式です。

05.建設会社・サブコンの選定

05.建設会社・サブコンの選定

基本的に3社以上の競争見積もりを行なったほうがいいいでしょう。
競争見積から落札方法については、金額・仮設・工程・会社の健全さをはかる経営審査事項の各項目の査定を行い、総合評価で落札業者を選択致します。
そのことにより、安価だからといって品質の低い建物になることはありません。付き合いあのある建設会社を選ばれるのであれば、選んでもよいですが予想以上に値引きが困難であることの認識はしておいて下さい。

06.工事開始

06.工事開始

工事が始まれば監修をしてもらいましょう。 工事開始後は大きく分けて、3つの分業体制で品質の保持、工程管理、コスト管理、安全対策、環境対策を行います。
1.設計通りに納品・施工しているかをチェックしている設計監理。
2.現場の運営や工程・コスト・各業種のチェック調製している施工管理。
3.現場で作業されている職人。
以上の分業が正常に作動しているかの監修をCMrが行います。

06.工事終了

07.工事終了

建物は長い期間を掛けて作り上げていきます。途中で社会情勢が変わった、用途が変わった、気持が変わったということもあります。そのため、追加工事が出るのはよくあることです。その時に、追加請求されれば拒否できない状況になります。そんな時もCMrに請求された見積、内容の精査を頼みましょう。